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甘いキスを永遠に

第38章 ネイル

元哉はネイルの筆を持ち私の右手を取り、真剣に塗りだした。


うんうん、なかなか丁寧で上手だ。


私が爪を覗き込んで見た。


「暗い」


「あっ ごめん」


私が覗き込んだせいで頭で明かりを遮ってしまった。


私は体を起こした。


元哉の真剣な横顔が目に入った。


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