テキストサイズ

甘いキスを永遠に

第52章 秋色結婚式

でも三三九度の杯はさすがに二人で緊張して顔が真剣になった。


杯を持つ手が震えた程だ。



しかし、慣れないカツラに角隠しは視界が悪い。


式が終わりお色直しをする時、カツラを外したくてたまらなかったが堪えた。


母が写真で選んだ赤い色打ち掛けに着替えると、
自分でも良く似合う色だと思い、さすが母だと思った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ