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甘いキスを永遠に

第55章 妊娠中

「・・・・!」


元哉の目が輝いた。


「ねっ!」


すると私のお腹に耳を当て目を閉じた。


「すげえ、生きてる」


「うん」


「命だ…麻実ちゃん、俺今感動してんの分かる?」


「分かる…」


元哉の髪を撫でると優しさでいっぱいな気分になった。


「麻実…大切にしような」


「うん」


元哉は穏やかに笑った。

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