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甘いキスを永遠に

第55章 妊娠中

妊娠五ヶ月を過ぎた頃だ。


元哉は相変わらず、私の足などをマッサージしてくれていた。


「あれ?」


「なに?」


「元哉、動いたよ」


「どれ…」


元哉は私の膨らんできたお腹に手の平を乗せた。


「そこじゃない、ここ」


私は胎動を感じた場所へ元哉の手を促した。

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