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甘いキスを永遠に

第58章 幸せいっぱい

夏の初めの遅い午後、浜辺で遊ぶ海は来月で4歳になる。


幼稚園も元気に通っていてかなりやんちゃだ。


私と元哉は近くの流木に座って海を眺めていた。


あれからすぐに国道沿いに建てた元哉の店『海姫』。


息子の名前と私を姫と思っている元哉の安直な考えが丸出しな店名だったが、
私は元哉の愛情が溢れてて気に入っている。

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