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甘いキスを永遠に

第61章 来客

元哉は辱めもなく堂々としてたが、
私は照れ笑いでその場を誤魔化した。


「元哉、麻実さんに夢中なのね…」


仁美さんが微笑んで言った。


皮肉なのか心からなのか、読み取れない笑みだった。


「なんか、眠くなった」


酔いが回ったのか元哉は、私の膝に頭を乗せ横たわった。


「麻実ちゃん寝る時起こして」


「うん…」


元哉は微笑んで目を閉じた。

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