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甘いキスを永遠に

第67章 たまには

「で、何処行くの?」


「美人な麻実にピッタリなところ」


美人って…


まあ、嬉しいけど。


結局、着くまで教えてくれない気だ。


しばらく車を走らせると何となく目的地が分かってきた。


どうやら河津のバラ園だ。


駐車場に車を停め、車から降りると甘いバラの香りがすぐに鼻を掠めた。

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