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甘いキスを永遠に

第67章 たまには

夫婦でラブホなんて行った事なかった。


というか恋人時代だって行ってない。


そうだ、初めて会った時以来だ。


小綺麗な部屋の写真を選びボタンを押し、手慣れた手付きで鍵を取った。


ランプの光った部屋を見つけ、さっさと入った。


「麻実、あんま時間ないかも」


時刻は3時前だった。


だったら家ですればいいのに…


と思ったけどせっかく来たんだ。


やらなきゃ損という気になった。

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