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甘いキスを永遠に

第69章 星降る夜に

私は元哉から離れ、元哉の横にとりあえず座った。


元哉は長い腕を伸ばし助手席の前にあるティッシュで自分のを拭い、服を履き直した。


「寒くなるからエンジン掛けよう」


元哉はまた大きな体をよじって、運転席に移動しエンジンを掛けた。


ヒーターを最大にしてワイパーを動かし視界をクリアにした。

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