テキストサイズ

甘いキスを永遠に

第69章 星降る夜に

と思ったら、


「新しい着物、買いに行こうな」


と言った。


バックミラー越しに目が合って、恥ずかしくなった。


「もう、子供出来たらどうするの?
海と離れ過ぎでしょ」


恥ずかしさ隠しに言ってやった。


「大丈夫、麻実の生理周期、把握してますから」


バックミラーに映った元哉は得意げだった。


再び恥ずかしくなり、私は目を逸らした。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ