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それに気がつくと悲しくなって涙が出てきた。


元哉…ごめんなさい。


あなたへの愛はいつの間にか家族愛に変わってました。


そんな自分が嫌で嫌で涙がどんどん溢れては拭き、溢れては拭いた。


どうしてこんな事になってしまったんだろう？


元哉はこんな私の気持ちを知らない。


知らない方がいい。


知らない方が幸せな事もある。


そんな事考えながらいつの間にか眠りに落ちていった。