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甘いキスを永遠に

第77章 元哉の決意

アパートのインターホンを鳴らし、スミレが出てくるのも待てずドアを開けた。


部屋には誰か他のヤツがいた形跡があった。


俺もスミレも飲まない酒の缶と吸い殻…


「誰か居たのか?」


「う、うん、友達…」


「セフレ?彼氏?まあ、どっちでもいいや。
俺とは別れてくれ。それ言いにきた」


「ええ!?私…社長が本命なのに…いやです」


だらしがない肩がずり下がったTシャツを着てノーブラにパンツだけの格好に吐き気がした。

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