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しばらくして葵からしゃべってきた


「里沙…」

「…ぅん？」


「あいつとは…ホントに何もないの？」


葵は真っ直ぐこっちを見てる

でも…あたしは……


「……あるわけないじゃん……!あたしは葵だけだもん……」


そう………あたしは葵だけじゃん…!



「だよなっ…。ごめんな？俺…里沙がマジで好きだから離したくねぇんだよ…」


そういって優しく葵の体で包みこんでくれる


「ありがとぉ……//」



あたしたちは先輩に見られているのも知らずにしばらく抱き合った