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ふたりのカタチ

第1章 私のコト

ふわぁーっとあくびをして時計を覗く

「7時かぁ…」

時差ぼけのせいもあってなかなか生活リズムがしっかりしない

「今寝ると明日もキツいよ、姉ちゃん」

そう言うと弟は彼女に電話をかけた

式場のことやら来客のことやら…
30を過ぎた私にはイヤミにしか聞こえないよ

準備も楽しいんだろうね、と思いながら
テレビのチャンネルを変えた

そこには
5人の男の子が
楽しそうにはしゃぐ姿が映っていた

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