恋のはじまり…
第1章 夏休みのある日のこと…
えっっ…あっっ…
寝ぼけた表情の彩名は
すぐそこに笑いながらいる
加奈と大輔の方を見た
そして、ハッとして
自分の姿と俺の姿を見て
いやぁぁぁっっ…
見ないでぇぇぇ…
と叫びながら
傍にあったタオルケットで
何も着ていない身体を
くるむようにして隠した
俺も隠れさせてよ…
俺はそう言って、
彩名と同じタオルケットで
何も着ていない身体を
くるんだ
ひとつのタオルケットの中で
俺と彩名の身体が触れ合い
お互いの体温を感じた
早く服着ろよ!
風邪ひいちゃうよ?(笑)
大輔と加奈は笑いながら
部屋を出ていった
バレちゃったな…
俺は彩名に言った
彩名は
恥ずかしすぎるし…
と俺に言った
でもさ…俺、彩名のこと、
これからもいっぱい知って
いきたいなぁ…
俺が彩名にそう言うと、
えっっ…
と彩名は俺の方を見た
俺の彼女になってよ…
俺は彩名の身体をぎゅっと
しながら言った
う、うん…よろしく
彩名は俺に恥ずかしそうに
答えた
俺と彩名は服を着た
大輔と加奈が部屋に戻って
朝マックしにいこうぜっ!
と大輔が言った
ほら怪しい関係のお二人さん
行くよっ!
加奈がそう言った時、
俺たち夫婦になったから(笑)
と俺は言いながら
大輔と加奈の前で
彩名のおでこにキスをした
ま、マジかぁ!!!
じゃ、お祝いしよ!!!
朝マックだけど
俺と彩名のお祝いを
大輔と加奈は盛大にしてくれた
終わり