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好きな人と恋愛♥

第1章 好きな人

男子だった。
でも私は
女子じゃなかったことなんて、
気にしていない。

カッコいい男子だったから。
彼は丁寧に自己紹介をはじめた。

「僕は木暮 秋斗(こぐれ あきと)です。
よろしくおねがいします。」

休み時間までは、
保健室の助手の先生が校内を
案内していたので会えなかった。

そして、休み時間が過ぎた5時間目
席が決定したみたいだ。

「木暮さんの席は大泉さんの隣です。
大泉さん、案内してあげて。」

ドキンとした。
大泉 凉(おおいずみりょう)の
隣ということは、
私の席の後ろだから。
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