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スケットダンス ─桜の葉が咲く頃に─

第1章 日本に帰ってきました(・o・)ノ

コンビニに行き、その帰り道。
ペットボトルの飲み物、お菓子等を購入。




ボッスン「ったく。なんでこうなるんだよ」
雄哉「いいじゃないですか。楽しそうで」
「うん」
ボッスン「おっ。スイッチー」
スイッチ《ボッスン。こちらは誰だ?》
「はじめまして。隣に引っ越してきました。紫織あいです」
雄哉「あいの兄の雄哉です」
ボッスン「スイッチ。お前は何してんだ?」
スイッチ《俺は愚民グミがなくなったから買いに来たんだ》
ボッスン「ふーん。げっ……。早く行くぞ。あい、雄哉」
「う、うん」
ボッスン「じゃあな。スイッチ」




スイッチ《紫織あい。開盟学園、1Dか……。面白くなりそうだ》








茜「じゃ、あいちゃんと雄哉くんの歓迎会を始めまーす」
ボッスン「そういや、あいっていくつだ?」
「15歳。高校一年……一応」
ボッスン「……一応?」
雄哉「うん。あいはアメリカの学校を卒業したからちょっとずれてるけど、問題ないだろうからって、開盟に入学っていうか、進学することになったんだ」
ボッスン「開盟!?」
「う、うん」
ボッスン「俺も開盟……」
「本当?」
ボッスン「おぅ……。さっき会ったスイッチもそうだし……」
「わー。沙綾ちゃんいるし、安形先輩も道琉先輩も……。楽しみになってきたー」
ボッスン「サーヤ、知ってんのか?」
「うん。メル友」
ボッスン「メル友!?」
雄哉「ちなみに惣司郎と道流は俺の中学の同級生だ」
ボッスン「そ、そうなんだ……」
瑠海「お兄ちゃん。ジュース」
茜「佑助。ジュースちょーだい」
ボッスン「ほらよ」
茜・瑠海「ありがとう」






あいは転入前からボッスンを知っていたが、スケット団については存在すら知らなかった。






スケット団、ヒメコに出会うのは転入初日だった――

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