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部屋の片付けを終え、雄哉と共に隣の家へと向かう、あい。





雄哉「ごめん下さい」
茜「はーい」
「はじめまして。隣に引っ越してきました紫織あいです」
茜「あら。二人で？」
「いえ、私一人です」
茜「そうなの？幾つ？」
「高校一年……です。一応」
茜「一応？」
雄「ああ……はい。あいは……」
瑠海「お兄ちゃんー。シュークリーム買ってきてよ」
ボッスン「なんでだよ。自分で行って来いよ」
瑠海「こんなに暗いのに可愛い妹を行かせる気？」
ボッスン「それなら食べなきゃいいだろーがよ」
茜「佑助ー。行って来てよ。ついでにあたしの分も」
ボッスン「なんでそうなるんだよ！ん？お前、誰だ？」
「隣に引っ越してきた紫織あいです……」
ボッスン「俺は……ふ、ふじ、藤崎…ゆ、佑助」
茜「自分の名前で噛むな」
「ふふっ。いいですね、仲が良くて」
ボッスン「どこが……！」
瑠海「お兄ちゃんー。早くー」
ボッスン「わーかったよ」
雄哉「どこに行くんですか？」
ボ「……コンビニ」
雄哉「僕たちも行きます。あい、行こう？」
「うん」
茜「んじゃ、ついでに飲み物とお菓子買ってきてよ。二人の歓迎会してあげる」
ボッスン「ちょっ……」
「本当ですか？ありがとうございます」



太陽みたいな明るい笑顔を見せたあいにボッスンは顔を赤らめている。