Hな片想い♡
第17章 聖なる一夜
Sayuri Yamamoto
チャイムがなってはしった
そしてしれっと朝のホームルームを受ける
都合がよかったのかもしれない
「もう建には近づかないで」
そう言い切ってしまったあとのことは
まったく考えてなかったのだから
突発的に出てきた言葉だった
建を奪われたくない本能だった。
「沙由里ー?どうしたの?」
「え…?」
「そんな怖い顔してさ」
私より早く私の異変に気づいたのは
親友の桃だった
「怖いかな?」
「怖いよー!
また新庄くんのこと?」
「まぁね…桃はすごい…」
「何年一緒にいると思ってんのー?」
「そうだね笑」
「で、また例の一年生?」
「うん…」
「そんな気にすることないと思うなー
だって新庄くんの彼女は沙由里だけだよ」
「だけど…」
「新庄くんもてるけど
浮気の噂は一つもないじゃん」
「桃。違うの。
私見ちゃったの。」
「何を?」
「建が______
松崎由奈とクリスマスに
会うって内容のメール。」
チャイムがなってはしった
そしてしれっと朝のホームルームを受ける
都合がよかったのかもしれない
「もう建には近づかないで」
そう言い切ってしまったあとのことは
まったく考えてなかったのだから
突発的に出てきた言葉だった
建を奪われたくない本能だった。
「沙由里ー?どうしたの?」
「え…?」
「そんな怖い顔してさ」
私より早く私の異変に気づいたのは
親友の桃だった
「怖いかな?」
「怖いよー!
また新庄くんのこと?」
「まぁね…桃はすごい…」
「何年一緒にいると思ってんのー?」
「そうだね笑」
「で、また例の一年生?」
「うん…」
「そんな気にすることないと思うなー
だって新庄くんの彼女は沙由里だけだよ」
「だけど…」
「新庄くんもてるけど
浮気の噂は一つもないじゃん」
「桃。違うの。
私見ちゃったの。」
「何を?」
「建が______
松崎由奈とクリスマスに
会うって内容のメール。」