テキストサイズ

Hな片想い♡

第17章 聖なる一夜

「え?!」


桃は大声と共に
その場を跳ね上がった


「白石、山元。」


先生が低い声で
私たちを睨む


「すいませんでした…」


桃の顔は驚いたまま
謝っていた


「沙由里…それって…」

「浮気なのかな…」

「でもデートって決まったわけじゃ…」

「クリスマスの日。
私と出かける約束をしてた。
だけど今年は受験だから
出かけることができなかったの」

「それじゃあ沙由里の代わりってこと…?」

「そういうことになるね…」

「そんな…」

「建は誰でもよかったんだ
女だったらよかった。やれればよかった。

沙由里だけだよ?
なんて甘い言葉全部…」

「まだわかんないよ…
聞いてみなきゃ…」

「でも別にいいの。好きだから。
建の理想の女になればいい…」

「……。」


桃は黙ったまま
私は松崎由奈に怒りを向けながら
沈黙のホームルームが続いた


「松崎由奈を排除する…」
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだエモアイコン:怖かった

ストーリーメニュー

TOPTOPへ