テキストサイズ

Hな片想い♡

第6章 悪夢

「ねぇ?」

突然後ろからかけられた
軽そうな人間

「はい」

冷静に振り向くと知らない人だった
多分先輩かな?

「君、名前なんていうの?」

少し答えたくなかったが
先輩だから答えることにした

「一年の松崎由奈です…」

恐る恐る答える

「俺、二年の川原秀夜
よろしく〜。
ちなみにサッカー部!

っで、由奈ちゃんは建のこと好きなんだよね!」

突然のことに背中が凍りつく

「あ、図星〜?」

ここにいたくなかった
一刻も早く逃げたい

「し、失礼します!」

さっきまでの冷静さはなく
走り去ろうとした

「ちょっと待ってよ。」

さっきの軽さはどこにもなかった

怒ってる……?
謝ろうと思って川原先輩のもとに
かけもどった

そのときぐっと腕を引かれた

「ぎゃぁぁ!」

振り払おうとしたが
川原先輩の力は強かった

「学校中にバラされたくなかったら
放課後体育館裏に来てよ」

そっと耳元で囁かれた

そして川原先輩はいなくなった

ストーリーメニュー

TOPTOPへ