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Hな片想い♡

第13章 揺らぐ想い

「由奈が嫌なら転校してもいい」


父親からこんな提案があった
母親も同意の元だった


「けど川原はもういない」

「由奈、現実は甘くない」

「そうよ……」

「現実って…?」

「これから由奈はどんな
仕打ちにあうか分からない」

「いじめってこと?」

「そういうことだ」


こんなこと、祐介が知ったらどうなる?
もう知ってるとは思うけど…

祐介のためにも
建先輩のためにも
私は消えた方がいいのかな……


「少し、時間をくれない?」

「分かった」


そうしてその日の家族会議は終わった

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