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秘密の蜜は甘い

第13章 あたしの王子様



視界が高くなり、
体がリクと密着する。



手・・・手が。
お尻に当たってる気がしてぞくっとする。


もぅ・・・!
心臓音うるさいんだってば。


髪の毛綺麗だな。
凄いサラサラ。


艶のある黒髪は月明かりに照らされて、綺麗だ。



「・・・なぁ」

「へっ?」


いきなり話しかけられて
何だか凄く間抜けな声がでる。



「俺の事、どう思ってんの?」


顔は見えないけれど、きっと今真剣な顔してるんだろうな。

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