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心から

第2章 冷たい温度



一番最初に告白した時は
こっぴどく振られた。

2回目も、3回目も、4回目も。

『ごめんなさい』の一点張りだった。

次振られたら、
本気で諦めようと思って告白した5回目。

『宜しくお願いします』と言われた途端、
耳を疑った。

何度も自分の頬を叩いて、つねって、
それでも夢じゃないかと思った。

それくらい、嬉しかった。


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