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心から

第2章 冷たい温度

待ち合わせ場所が見えてくると、
ユメはすでにそこに居た。

「ごめん、待った?」

ユメは首を横に軽く振ると微笑んだ。

「ううん。私も今来たとこ。それに待つの嫌いじゃないし」

謙虚なユメに対し、
僕は「じゃあ、行こっか」と促す。

何故かいつも以上に緊張している。

告白した時を思い出す。





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