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心から

第1章 君にとっての僕


――

いつもの休み時間。

僕はいつものように
ユメを見つめた。

彼女は友達と楽しそうに話している。

僕と居る時と同じ笑顔で。

僕は彼女の彼氏で
彼女の彼氏は僕。

僕しか知らない表情があったって良いじゃないか。

ユメはいつも同じ顔で笑う。

ユメにとって僕は
どんな存在なんだ?


ユメにとって
僕って何?


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