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真っ赤な家庭

第2章 手荷物

耳を疑った。
更に驚かされた。





「証拠のお品持って来たんですよ。」


笑顔で黒いスポーツバッグのファスナーを開けて









水切り袋から出して置いた。







……ゴトッ。









夫と思われる切断された腕だった。





一瞬何が起きたか分からなかったが、
取調室が騒然とした。



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