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先生♡短編集

第1章 水泳×水着




準備体操をすると、プールの水に、ゆっくりと足を入れて降りる。
壁に手をつく。
少し深いこのプールでは、足がつかなくて一人じゃ未だに出来なくて、いつもは浅いところで、あたしより三歳年下の中学生と泳いでた。

が、今日は猛特訓だから、深いところで…、とのこと。


でも足がつかないのは怖いんだよなぁ。


すると先生も降りてきて、あたしの横にくる。

「それじゃあ、最初は 先生が支えながらあっちまで行くか」

先生が支えてくれるなら、安心だ、と頷き。


水に顔を当てて浮かぶと、軽く蹴って、
勢いがなくなったところで、先生があたしのお腹のへそくらいの所に手をおき支えてくれた。

「ふ、っは…、」

息継ぎをしながら、足もバタバタとふれば

「膝は曲げない」

と太ももからスー、と膝まで滑らせ真っ直ぐにされる。

「っ」

不覚にも太ももを撫でられたような感覚に感じてしまった。

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