
先生♡短編集
第1章 水泳×水着
「やっぱりサイズ小さいね」
そう言うと、あたしの手を引き更衣室の中に入り、鍵を閉められる。
「貸し出しの水着があるから、それでサイズ合わせてみなよ」
「いや、あの、」
「じゃあ、これ。少し大きめだけど」
少しでかいんじゃないか、と思うスクール水着を渡される。
仕方ない、と思い受けとるが、先生はそこから動かない。
「あの?」
「ん?着替えていいよ」
「えっ、先生は?」
「先生が見ていたほうが、どのサイズがピッタリかわかるからさ。」
それは、つまり着替えを見ている、ということだよね?!
水着を着ているわけだから、下着を身に付けてるわけでもないし。
それにさっき胸触られたし、見られたし……
「ほら、はやく」
「~ーっ」
もう、知らないっ、と先生に背中を向けて水着の肩のところを下ろす。
