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いちご いちえ

第2章 だいすきなレイ

授業中は雑に折られたノートの切れ端がどんどん回ってくる。

中は見なくても解る。
どれも悪口ばかり。

あたしはその紙切れをぐしゃっと握り潰した。


そんな中いちばん最後に丁寧に折られた紙が回ってきた。


それはレイからの手紙だった。


机の下でこっそり広げて見ると、そこには応援のメッセージが書かれていた。

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