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「何巻まで読んだ？
…ってまだ一巻じゃん！

ほんとに内容把握してる？？」

「うーん」


空返事しかしない俊太が不思議。


「読まないなら返して～。

女の子の部屋にくるんなら
ちゃんと用事があって来なきゃね！

はい、帰った帰ったあ！」


若干ドヤ顔で俊太を追い込む。

久々に私がこんなに強気なんて
びっくりしただろうな～(ニヤニヤ)



なんて、ふてきな笑みを浮かべてる私を
俊太はじーっと見つめて……