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君の笑顔

第16章 登山スタート ~片野 和泉~

「分かったっての」


私はそういうとバスを降りた。



身体いっぱいに空気を吸い込む。



「うわぁ~空気おいしい~!ねっ!和泉っ!」


あさみが横から近付いてくる。


「本当だね~あ、てか、あんた眠気は大丈夫なの?」

あさみを見る。

「うん、お陰さまで!」

ニコりと笑うあさみの髪は寝癖なのか、ぴょんっと跳ねている髪があった。


ふふ、かわい…。



「はぁい!じゃあ班で集まって~」


先生がメガホンでみんなに指示をする。


「あ、班で集合だって!じゃね、和泉!」


「うん。」
そういって手を降った。


さて、班員班員……


「おい、」

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