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君の笑顔

第50章 頼んだよ ~陽介~

話したいことってなんだ……?


マフラーに顔を埋め、ポケットに手をいれながらじっと考えてみた。


多分…


いや


絶対片野のことだよなぁ…


そう思うと冷たい風が心にまで染みるようなそんな気がした。




「あー待たせたなーー」


ちょうど公園について、ベンチに座った途端に沢村は現れた。

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