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君の笑顔

第52章 予感 ~ウラ~

そっか、俺もうすぐ誕生日だ。


「あぁ!ちょっとまて!鈴木!」



俺は急いで靴を履き替えると、鈴木を引き留めた。



俺のために


プレゼントを用意してくれるなんて……


「え?」


鈴木は俺の急な呼び掛けに戸惑っていた。



「ありがとな。」


そう言って、笑うと


鈴木も、
うん!
と言って微笑んだ。



へぇ、


こいつ、笑った顔かわいいじゃん…



「暗いから送るよ。」


そういうと


再び鈴木はあたふたとしだした。


「これ渡すために待っててくれたんだろ?」


そういうと鈴木はコクンと頷いた。



「よし、じゃあ帰ろ。」



そう言って、

俺は鈴木からもらったプレゼントをもちながら、
鈴木と二人で、帰った。

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