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先生。

第2章 ○ 白い朝

「うーん…」




もぞもぞと寝返りをうつわたし。

カーテンを通りこして、白い光が瞼を刺激してくる。
まだ目は開けられないけれど、スズメの鳴き声までするところ考えると、今日はきっといい天気なんだろう。




最近洗濯サボってた気がする…。




「はあーあ…」




なんとも間抜けな奇声を発しながら、ぐーっと伸びをする。
指先までビリビリしてきた。




血が巡っていく。




うーん…
この感じ、好きだなあ…





今日は土曜日。

先週は親とのトラブルがあって、緊張しっぱなしの週だったから、この日が本当に待ち遠しかった。



来週から新しい行事もはじまるし、今日はたくさん寝てやるんだから。

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