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あの日の約束

第1章 -想い-

今日も部活をサボってサッカー部の所に
行こうとしていたら同じクラスの
太一(しらさかたいち)がまだ教室にいた。

「太一!!部活いかないの?」

「あー。まだ、提出物が終わってないんだよ
授業中寝てたからさ」

「まじで?よく一番前のど真ん中で寝れるよね」

「まぁね!」

「ほめてないよ?てかさ、ノート貸そうか?」

「ホントに?めっちゃ助かる!」

「まぁ、うち優しいからさ」

「はいはい」

私は基本ノートは気分で書いている。
その日はたまたま書いていたから
太一にも見せれた。

その日からだよね?
私が真面目にノートを書き始めたのは。


太一に見せるからだったんだよ?

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