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表は変人、裏は変態

第2章 執事

「はぁ・・・」


夏の家にきて何回目だろうか?

またため息をついてしまった。

「どうしたの?
 さっきからずっとため息ついてるけど」

「ん? 
 あ~、ちょっとね」

涼さんがあたしのオナニー写真持っていて大変困っています・・・なんて言えるはずもなく、苦笑いすることしかできなかった。

「?
まぁ、いいや」

夏は本棚からマンガをとって読み始める。

あたしも夏の本棚からマンガをとって読み始めた。


それから、6時間後・・・



12時になってしまった。

夏は11時くらいにはもう寝てしまって、1人でいままで涼さんのことを考えていた。

・・・が、結局なにもわからなかった。


「・・・行くか」

あたしは隣で寝ている夏を起こさないようにできるだけ音を立てずに部屋からでた。

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