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表は変人、裏は変態

第2章 執事

コンコンッ

あたしは涼さんの部屋のドアを叩く。

「約束通り来てくれてくとても嬉しいですよ。
 さぁ、入ってください」

ニコリと笑って涼さんがいう。


こいつ・・・なに考えているかわからんな。

執事って普通こういうかんじなのかな?


あたしはいろいろかんがえながら、涼さんの部屋に入った。


涼さんの部屋は、全体が黒系で落ち着いているかんじだ。

「そこらへんに座ってください。
 今は何もしないから、そんなに睨まなくても大丈夫ですよ」

いつの間にか睨んでたらしい。

「で、なにしたらかえしてくれるの?
 夏にバレたらやばいから、はやく夏の部屋に帰りたいんだけど」

「聞きたいことと話したいことがあるのです。」

涼さんはにやっと笑ってから、ネクタイを外した。

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