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WONDERな世界

第3章 WONDER LAND -EPISODE #2-



 「あぁ。」

俺は相槌を打つ。

 「左様ですか。」

声色は落ち着いている感じだが
殺意が思いっきり出てる。

 「お嬢様。屋敷に戻りましょう」

 「そうね。わかったわ
  それじゃあ兎さん。
  "また"お会いしましょう。」

少女は俺を見て微笑みかけ
俺に背を向け歩き出す。

楓も俺に頭を下げて少女の後に
着いていき二人は立ち去った。


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