わたし
第4章 おしまい
それからもうひとつ。
急に…
「あやちゃんみたいな教習生ばっかりやったらいいのにな~p(´⌒`q)」ってゆわれて、「えっ?」ってゆうたら…
「いや。。。なんか、あやちゃん教習するとき楽でいいねんなぁ…しっかり運転してくれてるし、ゆうことちゃんと理解してくれてるし。」
「なんかごめんな…俺が卒検担当できたらいいんやけど、半分以上担当してたらあかんねん。俺はあやちゃんがどんな運転するか知ってるし、あやちゃんは俺の性格分かってくれてるから、やりやすいんやけどなぁ…」
「さっきも男の子やけど、ゆうこと聞かんくて、イライラしててんけど、なんかあやちゃんの顔見て、あやちゃんの運転見て、色々話したらイライラ飛んでいったわぁ~♪」
ってゆってくれた。
嬉しいけど辛くて。
そんなんゆわれたら、ずっと乗ってたいし、ずっと話してたい。
もう横に乗ってもらえやんってわかってるからめっちゃ辛い。
「ホンマに卒検で、いつも人が出てけえへんとこから出てきたりして、ブレーキ踏まれること、ようあるからきいつけてな…あやちゃんは大丈夫やろうけど(笑)俺なぁ…あやちゃんがいつもの笑顔で、先生~受かったよ~♪ってゆうてくれんのが一番嬉しいねんで。。。寂しいけどな…だから俺が横に乗ってるって思って、いつも通り落ち着いて、冷静に判断したら大丈夫やからなっ!」
めっちゃ嬉しかった。
そこまで思ってくれてるって…
北村教官がそんなふうに私のことみてくれてるって…
それだけでいいって思えた。
あとは北村教官が私の事覚えててくれるだけでいいって。。。
私は絶対忘れへんと思う。
正直忘れられへん。
車のるたんびに思い出すと思う。