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ポーカーフェイス

第3章 嫌いなんだってば

「あとさ、そのヘラヘラウソ臭い笑い方、どーにかなんないの?見てるこっちが腹立つんだけど」


私は言いたいことを言うと、残ったお弁当を片付け、その場から全力ダッシュで立ち去った。


同じ学年の人に色々言ってしまった・・・なんてゆう後悔が一瞬頭を過ったが、やってしまったことはどうにもならない。


スマホで時間を確認すると、あと五分で休み時間が終わってしまう。


メガネからの告白ありーの、変なやつからの絡みありーので、お昼はほとんど食べていない。


「・・・仕方ない、サボるか」


急いで教室に、バッグの中の合鍵を取りに帰る。

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