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もっと求めて・・・

第2章 関係

「結構です」



私はきっぱり言ったが



『拒否権はアンタに無いよ』



あるだろっ! 



「あります。同じ人間なのですから。」


『オレ様が行くっていってんだから従うのが普通』
 

「あなたは一度病院に行きましょう」


『昨日はあんなに乱れてたのになぁ』



といってケータイをさわりだし見せられた画面には



「私の写真っ・・・」


『誰にも見られたくないのなら従えよ なっ?』


「誰があんたなんかに・・・」


『あっそう。』ピッピッ


「わぁぁぁ ストップストップ!」



わたしは思わず止めた



『したがう気になったか?』


「はい・・・」


『聞こえねぇなぁ』


「はいっ!喜んで従わせていただきます!」

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