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Aletto

第3章 卒業の前に

ドアを開けて部屋を見渡した





(蓮夜くん…)






もう自分を止められなかった








ギュッ







力いっぱい抱きしめた





なぜだろう涙が溢れた





押し殺していた恐怖や安心感が胸のなかに広がっていく




肩がふるえる



息をする度、しゃくり上げてしまう








こんなに泣いたのいつぶりだろう…









そんな事を考えていた

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