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疑惑?ホモセクシャル

第3章 盗聴

『高田が好きだ』

斎藤先輩の言葉を聞いて、私は目の前が暗くなった気がした。

…そんなっ…

嘘だ。絶対に嘘だ。

だって…
先輩、さっきは違うって言ってたじゃない……

気のせいだと思いたいけど、
なぜか頭の中で先輩の言葉が繰り返し再生されている。



涙が止まらない。
何でだろ…

なんでこんなに、悲しいんだろ…。


そうだった。
私、齋藤先輩が好きだったんだ。
こんな事実を知った今。
まだ、『好き』を貫けるのかな…

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