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彼・彼女の言い分

第2章 断る理由


水上の制服の件は…


罰ゲームでした。


で・・・解決した・・・


誰との罰ゲームだったか保護者や先生も追求したが…水上は
「友人に迷惑をかけたくない」
と言わなかったらしい…




ま…単独でやったことだから…

そんな友人いないのだがな…



正直に話されても…

学校も家庭も…

手に負えない…だろう





そんな…こんなで…


制服の件は…あっという間に話題から消えた。



で。。。。

彼女は…

女子の制服を着こなし…


俺の隣で…



男性の所作を勉強中…







最近…水上は…

男より男らしい時があるが…

ゲイの俺からみれば…




宝塚の男役…



の認識が強い。



『春?』

水上は最近

俺を『春』と下の名前で呼ぶ…

親しみを込めて…だそうだ…

「なに?水上さん」


クラスでも目立つ彼女が…
いつも…となりにいるのだ…


嫌でも…俺は目立つ存在になった



付き合っている


と言う噂も出ている…





ゲイを隠すのに…ピッタリ?

って事で…流れに身を任せてしまった…



いいのかなぁ〜これで…




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