彼・彼女の言い分
第10章 先生の理由③
「千花さん、こちら
天野 光さん…えっと…
俺の恋人です…」
『。。。。キスマーク?』
あっ!
光さんの首に…
見えてたか〜……
『初めまして…
水上千花です。
天野先生…で良いんでしょうか?』
「いや〜俺は君の先生じゃないし…天野さん、光さんどちらでもいいですよ。」
『では…
天野さん…で…』
彼女はカウンターにいる
お兄さんに…
コーヒーを頼むため
いったん、席を外した…
「望!!!美形すぎない?彼女!?ぱっと見、宝塚の男役だよ?
……それに…
カウンターの…人…
そっくりで美形な男性は?
あれは…やばい…カッコイイよ!!!」
やっぱり…
イケメン生徒高木も
虜になった…
水上兄…
ガツン!!!
光さんの足をガツンとテーブの下で蹴る!
「イタっ!!!
望?冗談だってっ!!!」
「お兄さん…奥さんいますよ」
「マジで?!」
ざま〜みろ!