テキストサイズ

彼・彼女の言い分

第10章 先生の理由③



「さて...で、
何が聞きたいの?」


コーヒーを一口飲み、
彼女に質問した光さん…

さて、
彼女はど〜するのやら…



『じゃぁ…天野さんは…
女性の体はどう思われますか?』


「へ?
え〜っと…どう解釈すればいいのかな?望?」


俺に振るなよ!


『すみません…
え〜っと…天野さんは…男性専門と聞いたので…女性の体には…反応しないのかと…』



ギロッと
光さんが俺を睨んだ…


「…男性専門って……
いや…反応しない訳ではないよ…多分…
そんな機会がなかっただけで…
女性の体に対して、嫌悪感があるタイプのゲイではないからね…」



そ〜なんだ…



「中には、女性の体が全くダメってタイプもいるけど…」


『そうですか…』


あれれ…
落ち込んじゃったよ…


「しかし、高木クンは…君に対して全く反応しないの?」


お〜イケメン生徒高木!
彼はど〜なんだ?


『あ…キスは…
気持ち良さげですし…
この前は…下半身…
形変わっていたと思います…声とか姿は…大丈夫みたいです…』


ん?…
それって…すでに…

反応しまくりだよな…


光さんも俺と顔合わせ
ヤレヤレって感じ…



「水上さん…それって…」

『何ですか?
ダメですか?引いちゃいますか?』


あ〜焦ってるよ…


「いやいや!
逆に…脈ありありで…
聞いてて、こっちが恥ずかしいんだけど…」


『は…?』


分かってないな…




ストーリーメニュー

TOPTOPへ