彼・彼女の言い分
第12章 感じる理由
チュッ…クッチュ…
さっきは…
勢いで…変なキスをしたが…
今は…優しく…
包むようなキスをした…
『は…る……』
キスをしながら…
水上が俺の名前を囁く…
水上の声…
いい…
キスをしながら…
水上の上着を…脱がせる…
が……
モタモタしてしまう…
あ〜…
俺はいつも…
脱がされる方だから…
ん?…あ…
クチュ…ヌチュ…チュッ…
俺…逆に…
キスしながら…
脱がされてる???!!!
あ……
チュッ…クチュ…
舌が唇から…入ってきて…
俺の口内を舐め回す…
舌の動きにつられて…
俺も舌を出し、
絡め合う
クチュ…クチュ、チュッチュッ…
俺は器用に上半身…脱がされた…
あ…気持ち良くて…
手が…おろそかに…
すると…
キスをしながら…
自ら…脱ぎはじめた…
とうとう…
上半身は
胸を押さえる…
ベスト型シャツ…一枚になった
ベスト型の前には…ジッパーがあり…
それを下げると…
胸が解放されるのだろう…
チュッ……………
唇が…離れ…
鼻先が触れるくらいの距離で…
水上が俺の指をジッパーに添えて…
『脱がせて…』
と…囁く…
ドキドキ、ドキドキ
ジーーーーーーーー…