彼・彼女の言い分
第13章 夏の理由
『千花先輩!!!
すごいです!!!感激です!!!先輩に惚れてよかったです』
坂口のテンションが
どんどん上がっていく…
[では、お部屋に案内します]
と…メイド…さん?
なんか…若い…秘書って感じだな…
『キャッ!!!』
坂口の反応が…
あ〜坂口のタイプな女性だな…
カッコイイ…
お姉様タイプ…
「高木〜…ここちゃん…
あの、お手伝いさんにロックオンしたよな…」
正樹…あいつは…
そ〜ゆ〜やつだ…
正樹は…坂口が…
好きなのか?
いつも…軽い口調で
話しをしてるから…わからん…
俺達は…
一人一部屋を割り当てられ…
荷物を運び入れた…
部屋から海が見える…
バルコニーも広く…
リゾートホテル…
だよな…
広間に行くと…
すでにお茶とお菓子…
軽食まで用意されていた…
高校生の
ちょっとした旅行のはずですよ!!!
なんだよ!!!
この、クオリティーの高さ!!!