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彼・彼女の言い分

第13章 夏の理由



一息ついて…


正樹の言い出しで

目の前の海に行くことになった





水着か…


ま…普通だよな…男は…



キャッキャッ言いながら来たのは
坂口…



「お〜〜!!!ここちゃん!!!
ナイス!!!胸デカイな!!!」


意外に…あるな…


ん?
なぜに…
欄さんも水着…?


後ろから、
水上も…


あ…さすが…

ビキニ…だが…
カッコイイ!!!


やべえ…
あ…ドキドキするな…

胸は…坂口よりは…小ぶりだが…
俺はアレが丁度いいのだ!!!



「水上さんも…カッコイイな…
しかし、ここちゃんのビキニは…胸が!!!弾けんばかりだな…
お手伝いさんも…なぜに要るから置いといて…
綺麗だな…キリッとしてて…」



「坂口…なぜに…欄さんが…いるのかな?」


『私が頼み込んで一緒に来てもらったんです!!!
ほとんど男ばっかりで、つまらないから!!!
半数がホモだし!!!キモい!!!』



「言うね…この子…
ホモって……」


天野先生…
ビックリしてるよ…


「あ…先生、こいつレズなんですよ…
坂口にとって男はゴミらしいです」


『ゴミなのは高木先輩だけです!!!』



なんじゃ!!!そりゃ!!!




ビーチで
ガヤガヤと盛り上がり



俺達は夏の海を満喫した




『春、楽しいですね…』


「ああ…」






こんな…夏を
過ごすなんて…




思ってなかったな……





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